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歯科矯正デーモンシステム

歯科矯正デーモンシステム

従来の歯の矯正

歯並びが悪いと、見た目が気になるだけではない。磨きにくい部分が多いため虫歯になりやすく、かみ合わせの問題から、口の開閉がうまくできない顎(がく)関節の異常や肩こりも引き起こしかねません。人前で話すことに負い目を感じたりする場合もあります。そこで広まってきたのが、歯並びを矯正する治療です。

歯列の治療は、まず歯の表面に矯正装置(ブラケット)を接着剤で固定します。これに、あらかじめ骨格に合わせ最適な歯列に調節した形状記憶合金のワイヤを通し、ワイヤが元に戻る力で徐々に歯を動かしていきます。

ただ、歯並びが整って装置が外れるまで、これまでの方法では子供で1、2年、大人では2、3年程度かかり、期間の長さが治療の障害になっていました。さらに、ワイヤを装置に縛りつけて歯に力をかけるため、痛みもあります。


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新型装置デーモンシステム

これに対し、「デーモンシステム」と呼ばれる新型装置は、治療期間が約40%短くなり、治療時の痛みも少なくなる場合が多いことが特色です。

新装置では痛みが少ないのは、従来の方法と違ってワイヤを固定せず、装置の内側の透き間にワイヤを通す「ゆとり」の構造のためです。

ワイヤを通すだけでも、形状記憶で元に戻ろうとする力が、歯にかかる舌や唇の圧力を手助けし、ちょうど良い位置に歯が動いていきます。無理に歯を動かすのではなく、人間の生まれ持った力を利用するので痛みも少ないです。

ただ、新型装置には目立ちやすい難点があります。従来の装置はセラミック製の透明のタイプや、歯の裏側に装着するものがありますが、新型は金属製です。上半分が透明の最新型も登場しましたが、歯の裏側に着けることは構造上できません。

関係医療機関 シグマ矯正歯科


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