間質性膀胱炎(かんしつせいぼうこうえん)の膀胱水圧拡張術
間質性膀胱炎(かんしつせいぼうこうえん)とは
「普通の膀胱炎」や「ストレス」などの原因で、膀胱の粘膜が弱まり粘膜に小さな傷ができます。尿に含まれる飲食物の刺激物などの成分は「毎日四六時中」この傷に触れ続けます。結果、粘膜の下にある「間質」とよばれる層にまで炎症が及ぶと考えられています。このように起きた膀胱炎が、「間質性膀胱炎」です。
刺激になる飲食物は、一般的なものです。
- 水以外の水分
コーヒー、お茶、果物のジュース、炭酸飲料 - 酸性の飲食物
かんきつ類をはじめとする果物、酢のもの - カリウム
たまねぎ、きゅうり、しいたけ、熟していないトマトをはじめとする生野菜、大豆食品 - 辛み成分
とうがらし、わさび、マスタードなどの調味料
早期に発見するには、以下の目安があります。
- 尿の回数一日8回以上
- 平均尿量150ミリリットル以下
- 尿がたまると違和感がある
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間質性膀胱炎の治療法
間質性膀胱炎に合うサプリメントは現在ありません。間質性膀胱炎の治療法としては「食事療法」と「膀胱水圧拡張術」があります。
「食事療法」は、刺激物を控えることですが、もし飲んだり、食べてしまった場合も、「水」を大量に飲んで尿の刺激物を薄めてください。
「膀胱水圧拡張術」は尿をたくさんためられなくなった膀胱を、半強制的に広げる治療です。一般的に3泊4日の入院・手術で現在、保険適用されていません。
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関係医療機関 東邦大学医療センター大森病院泌尿器科
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